今回の計画の骨子
備前池田藩、32万5000石の城下町「岡山市」は、町の中心部を流れる旭川や、後楽園、岡山城など、豊かな緑と歴史性をもつ、歴史的、文化的価値の高い町である。
特に日本三大名園と称される後楽園は、豊かな緑と水に囲まれ、岡山城と共に多くの観光客を引きつける、絶好のロケーションとなっている。
これらの豊かな水と緑に囲まれた川辺の遊歩道は、観光客だけではなく、市民にも憩い潤いを与えてくれるものとして、十分に魅力を持ち得る要素となっている。
今回の計画では、水辺の開放感と豊かな緑、そして歴史的資産という岡山市中心地区の魅力ある要素を十分に活かし、人々が集い、賑わう、快適な水辺空間の提案を試みようと思う。
新後楽園エリアの提案
今回は後楽園の周辺を「新後楽園エリア」と設定し、このエリア内部の都市環境、特に快適な居住環境について考えている。中でも歩行者と車の関係を重視し、このエリアに住んでいる人、また訪れる観光客が楽しく歩くことの出来る環境をつくる計画を試み、マスタープランとアクションプランを提案した。
マスタープランでは、50年先を見越した長期的将来のエリアプランニングや景観イメージを、アクションプランではここ数年において実行可能な具体的な計画を、写真や絵によってシミュレーションを行っている。 |