■はじめに

 われわれ人類は、20世紀の100年間、夢物語であったことを次々に実現してきました。暮らし方・街並み・移動の方法、特に通 信技術の発達は、想像を絶する速さで進歩し続けています。半世紀前の悲惨な戦争体験を活かし、争いからは決して生まれない「安定した豊かな生活」を夢描いて、今日の発展を遂げたわけです。過去の歴史が物語る通 り、われわれ青年が、大きな志・熱い思いを持ち、前向きに行動していけば、たとえ実現不可能に思えるような夢でも、いつかは必ず実現できると確信しています。

 岡山青年会議所は昨年50周年の節目を終え、本年は、新たなる50年に向う最初の年であります。この21世紀を舞台に、青年としてJAYCEEとして、まちに夢を描き、その夢の実現のために、青年会議所として具体的にどのような運動をしていくのか、メンバー同士で大いに語り合うことが大切であると考えます。まずは、青年らしく大きな夢を描き、その夢を語り合うことから始めましょう。そして、信念をもって行動しようではありませんか。この夢物語が、これからの50年のキーワードであることを信じて・・・。


■時代の魁(さきがけ)たる青年として、時代に即したJC活動を考えよう
 バブル経済崩壊後、企業を取り巻く環境が大きく変わってきました。われわれ青年会議所のメンバーは、そのほとんどが企業人であり、会社の経営に携わっています。現在のような厳しい経済状況の中で、JC活動を続けていくには、その時代の状況に応じた形の活動を考えていかなければなりません。それぞれの企業をしっかり守りながら、なおかつ、JC活動を続けるべく、常に努力と工夫を行うことが大変重要であります。現状は、まさに時代に即した活動に変えていく必要に迫られています。たとえどのような厳しい状況下であっても、志が高く、熱い思いを持つメンバーが、二の足を踏むことなく、活躍できる青年会議所をつくりあげようではありませんか。

■青年会議所の特徴を有効に活用しよう
 青年会議所の大きな特徴のひとつに、異業種交流の場であることがあげられます。メンバーの中には、人的なネットワークに魅力を感じて入会をした方も、多くおられるのではないかと思います。確かに青年会議所は、諸先輩そして現役メンバーと、素晴らしい会員の集まりですが、それだけでなく、メンバーが様々な業種の集まりであることを考えれば、まさにそこは、情報の宝庫なのです。折角こうした団体に所属しているのですから、メンバー同士が積極的に意見や情報の交換を行って、自らの資質の向上に役立てるべきであると考えています。

 青年会議所は地域に限定されません。県内・地区内・日本国内だけにとどまらず、国際青年会議所(JCI)として世界へと、その活動の場が広がっております。日本青年会議所・中国地区協議会・岡山ブロック協議会そしてJCI、広い視野と広域に亘る多くの友人を作る機会が豊富にあります。機会を逃すことなく、このシステムを有効に利用しようではありませんか。


■「岡山JC3信条」を実践しよう

 (社)岡山青年会議所は、社会に奉仕する公益法人です。われわれは、青年会議所として「まちづくり」を目標に、地域の「社会開発」事業を展開しております。見逃してはならないのは、単にそれだけでなく、現役のメンバーとして在籍している期間に、社会奉仕の精神を身に付け、組織運営やその他様々な経験をし、JCを卒業した後に社会に役立つ人材を育成する場であります。

 1999年、現役メンバーの総意を持って承認された≪21世紀における(社)岡山青年会議所のあるべき姿≫を基に策定された「岡山JC3信条」にそって、お互い切磋琢磨し、特に本年度は、「ためになるJC」活動に力を入れていきます。


■地域社会貢献のためのネットワークを深めよう 
 ここ数年来、まちづくりには行政・企業・市民・学校・マスコミとの連携が必要であるとの認識から、JCがボランチ的な立場でネットワークづくりを進めて参りました。われわれの目指す「まちづくり」は、われわれを含めた岡山の市民のための「まちづくり」であることを認識し、独り善がりにならないよう、引き続き市民との関わりをもっていくことが必要であります。本年度、第8回を迎える「岡山桃源まつり」を軸に、市民・行政・マスコミとのネットワークをより深めていきます。

■新世紀に必要とされるJCを目指し、行動しよう
 20世紀、われわれは、急速な科学の進歩や経済発展により、豊かな物質文明を享受して参りました。しかしその反面 、環境破壊をはじめ多くの問題も生み出してきました。あまりにも物質を追いつづけた反動によって、失ったものの重大さを痛感しているところではないでしょうか。

 また、昨今の少年による悲惨な事件は、単に法整備を行うだけで解決できるのでしょうか。青少年の教育のあり方は、他人事ではありません。将来の「明るい豊かなまち」を構成する重要なファクターである青少年の教育は、我々の目指す「まちづくり」にとって、最も重要な課題であります。岡山ブロック協議会では、昨年よりPTCA(親・教師・地域の連携)を提唱し、「地域の先生づくり」を目指した運動を展開しており、地域ぐるみの教育の必要性を指摘しております。岡山青年会議所としても、地域ぐるみの教育について、積極的に関わっていく必要があります。また、環境問題についても、幼いころから自然を大切にすることを習慣付け、早い時期から教育していくことが必要です。

 現在、既存の価値観が大きく揺らいでいる中、新たなる価値観を創造するために、何をするべきかをわれわれ一人一人が、自分の問題として考えていかなければなりません。 “新世紀に必要とされる青年会議所”として、われわれ岡山青年会議所は、志を持った青年の集まりとして「JCらしい、JCにしかできない運動」を目指して、行動して行こうではありませんか。

 新世紀の第一歩を記す時に、理事長という大役をお受けし、身の引き締まる思いでございます。微力ながら、全力を傾注し重責を全うする所存であります。敬愛する特別 会員の先輩諸兄をはじめ、現役会員の皆様、関係各位のご指導・ご協力を心よりお願い申し上げます。



-基本理念-

 青年らしく大きな夢を描き、時代に即した継続可能な活動を考察し、≪21世紀における(社)岡山青年会議所のあるべき姿≫を実践し、会員相互・市民・行政・マスコミとのネットワークを活かした「まちづくり」に挑戦する。

1.全てのメンバーがJC運動をより効果 的に行えるよう、組織運営と広報活動を行い、時代に即した青年 会議所運動 と活動を考察する。
2.会員相互の心と心のふれあいを通 して友情を培うと共に、お互いの意見や情報を積極的に交換し、ま ちづくりや 企業発展のチャンスを見出す場を提供する。
3.岡山JC3信条を啓蒙し、郷土岡山の発展に寄与する人材を育成する。
4.まちづくり運動を通 じて、市民とのネットワークづくりを引き続き推進し、市民・行政・マスコミとのより強 固な ネットワークを構築する。
5.日本青年会議所をはじめ、中国地区協議会、岡山ブロック協議会、他の地域のJCメンバーとの交流  による、 グローバルな視野とネットワーク構築のため、有効な交流の機会づくりを行う。


-JC歴-
1991年 岡山JC 前期入会
     後期 まつり委員会
日本JC 洋上スクール 参加(5月)
1992年 岡山JC 大会渉外委員会 委員
中国地区 副会長幹事
1993年 岡山JC 渉外特別委員会 副委員長
1994年 岡山JC 総務委員会 委員
     理事長セクレタリー
1995年 岡山JC 情報サービス委員会 幹事
1996年 岡山JC 日本JC特別 委員会 副委員長
日本JC 副会頭セクレタリー
1997年 岡山JC 未来ビジョン委員会 理事委員長
ブロック 青少年教育推進会議 副議長
1998年 岡山JC 会員開発委員会 理事委員長
日本JC 第11回国際アカデミー 参加
1999年 岡山JC 常任理事(渉外室担当)
中国地区 全国大会連絡会議 副議長
2000年 岡山JC 監事
日本JC 日中友好交流委員会 副委員長


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