おかやま歌留多 次へ



 みなさん、ようこそ、私達は(社)岡山青年会議所のメンバーです。子供達に日本の伝統的な遊びであるカルタを楽しむ中で自然に、”郷土岡山”の歴史や風土・文化遺産への認識を深め、それらの魅力を伝える「ひと」となってもらいたいという願いから語り伝え「おかやま歌留多」を発刊いたしました。そして、その題材を違った方法でみなさんの元にお届けする為にホームページを作ってみました。
 一枚の絵に岡山弁の解説を付けたものが一枚の頁です。 全部で48枚あります。きれいな歌留多をゆっくりご鑑賞していただき、岡山の歴史や風土・文化遺産への認識を深めていただけたら幸いです。


語り伝え「おかやま歌留多」インターネット版 鑑賞方法


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語り伝えおかやま歌留多


命がけ 吉備真備は 遣唐使


石灯篭 日本一は 吉備津彦


ろう城に 備えた石塁 鬼の城


農繁期 終えて楽しむ 神楽かな


はやまるな 話せばわかると 犬養が


億年も 生きた化石の 山椒魚


日本の 名園あげれば 後楽園


果物は 今も王国 マスカット


本丸の 勇姿新たに 金烏城


山向こう 景色借りての 延養亭


ベンガラを まといし伊万里 吹屋から


ままかりで 隣の家の まま借りる


殿様が 月見に使う 櫓かな


剣の道 五輪の書にあり 武蔵いう


茶を飲めと 持ち帰りしは 栄西ぞ


福沢の 諭吉の恩師 洪庵は


陸上は 人見絹枝に 有森さん


神々し 本殿国宝 吉備津宮


脱ぎ捨てて 勝負に掛ける 常の花


エーゲ海 思わす海の 牛窓港


ルノワール ピカソ・セザンヌ 倉敷で


天下には こんな奇祭も 護法祭


幼子と 同じ視線で 良寛さん


朝霧の 上に顔出す 松山城


わが町じゃ 子供が神に 当番祭


桜散る 石垣高き 鶴山城


笠岡に 戻れと祈る カブトガニ


教育の 原点知るなら 閑谷校


宵待の 草に託した 夢二かな


勇壮な 裸の絵巻 会陽かな


ただ一人 女刀工 お源さん


名刀の 生まれ故郷は 長船よ


レンゲ草 五重塔に 良く似合う


みんなして 守っていこう アユモドキ


壮大な 古代のロマン 造山


城下に オペラも生まれし シンフォニー


土と火の 一千年は 備前焼


ええじゃろう 岡山県は 晴れの国


念仏で 人を救いし 法然房


人の輪も つないで見せます 瀬戸の橋


涙にて ネズミ描し 雪舟は


門前町 商売繁盛 お稲荷さん


落城は 水で浮かびし 高松城


千年も 醍醐の桜 咲き誇れ


昔から 御馳走ならば バラ寿司だ


澄みきった 心で座る 曹源寺


温羅の山 今も残りし 鬼の釜


岡山の 夢みる夢の チボリかな




取札描画

井上 忠 (いのうえ ただし) 竜ノ口寮美術工芸部員
赤磐郡吉井町出身
頚椎損傷による両上下肢機能の著しい障害 1級
昭和三十六年、高校二年の時、運動会の騎馬戦で転倒、頚部骨折。以来両手足不自由で寝たきりとなる。
津山中央病院へ入退院をくり返し、四十八年竜ノ口寮へ入寮。
昭和三十八年頃、津山中央病院で機能訓練の一環として油絵を始める。寝たままの姿勢で弱い手に筆をはさみ、あごに当てて描く。大きいキャンパスの時は、車椅子に乗り筆を指にはさんで描く。
今日までの作品約六百点
★行動展入選八回     ★個展十回・グループ展十六回  ★県展入選 桃花賞
★行美術文化協会展入選 ★「ぼくと母さんの詩」出版     ★ふれあいキャンパス参加

監  修
臼井 洋輔 (うすい ようすけ)
岡山県玉野市下山坂に生まれる
岡山大学法文学部卒業後、高等学校教諭、岡山県立博物館学芸員
岡山大学非常勤講師等を経て、現在岡山県教育庁文化課課長代理
【主な著書】
単行本は「正阿弥勝義の世界」(日本文教出版社) 「備前刀」(山陽新聞社)等六冊
共著、分担執筆本は「日本の街道」「博学紀行ー岡山県」「人作り風土記・岡山県」「よみがえる中世」「岡山県の風土記」等約二十五冊。
論文は、「甲冑における鉄小札の配列についての一考察」「岡山県の古代製鉄と刀剣」「赤韋威鎧の研究」「フィリピンに見る古式鍛刀技法」「日本と黒潮海域のゴンドラ型カヌーに関する文化地理学的考察」等約六十編。


企画・制作: 1996年度(社)岡山青年会議所 文化芸術継承委員会

HTML版制作: 児島 道浩、 秋山 秀行、重藤 武士、木谷 雅人、野崎 康弘、平林 実、水田 美由紀